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気づく目

3月7日。
園庭の大鉢に植えてある桜が開花しました。

今年は全国的に桜の開花が早くなると聞いていましたが、
まさか園の桜が、こんなにも早く咲くとは思いませんでした。

今週末は卒園式です。
もしかすると、その頃には満開になっているかもしれません。

この桜の変化には、きっと多くの子どもたちが気づくでしょう。
「咲いてる!」そんな声が、どこからか聞こえてきそうです。

では、大人はどうでしょう。
職員は何人、この桜の開花に気づくでしょうか。

子どもは、身の回りの小さな変化によく気づきます。
花が咲いたことや、虫がいること。そんなことにもすぐ気づきます。

けれど人は成長するにつれて、
そうした変化に気づく目が、少しずつ閉じていくような気がします。

忙しさや役割が増えていく中で、目の前の小さな変化よりも、
やらなければならないことの方に意識が向くからかもしれません。

ただ不思議なことに、年齢を重ねると、その目がまた少しずつ開いてくる気もします。
自分自身を振り返ってみても、そんな気がします。

それはきっと、「心のゆとり」と関係しているのかもしれません。

園庭の桜は、もう春に気づいています。
さて、私たちはどうでしょうか。