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思川で、ついつい夢中に

ここ最近、気持ちのよい秋晴れが続いています。土曜日には無事に運動会を終え、翌日、ちょっと川の下見に、一人で思川へぶらり。

川をのぞいてみると、網が届きそうなところにヌマチチブがいました。ハゼの仲間で、大きな口とずんぐりした体つき、顔の周りにある青い斑点が特徴の魚です。よく見ると、なかなか愛嬌のある顔をしています。思川で見かけたのは初めてで、「こんなところにいるんだ!」と、一気に捕まえてみたくなりました。

「この場所なら捕まえられるかも」と、急いで網とバケツを取りに戻りました。ところが、いざ網を入れると、するりと逃げてしまいます。もう少しだったのに、と追いかけているうちに、すっかり本気になってしまいました。

そこから格闘すること、1時間30分。ようやく2匹を捕まえることができました。ちょっと川の様子を見るだけのつもりが、思いのほか長居をしてしまいました。

思川の水はとても澄んでいて、生き物を探して川をのぞいているだけでも楽しいものです。周りには、秋に産卵のため川を下る「落ち鮎」を釣っている人や、土手をウォーキングしている人の姿もあり、それぞれに秋の思川を楽しんでいました。身近にこうした自然があるのは、うれしいことです。

園でも、子どもたちが虫を追いかけたり、何かを見つけてしゃがみ込んだりしている姿をよく見かけます。大人からすると「まだやっているの?」と思うこともありますが、本人には、もう少しやってみたい理由があるのでしょう。今回の私も、まさにそうでした。とはいえ、私の1時間30分は、ちょっと長かったかもしれません。